Treatment and Effects
温熱療法と効果について
温熱療法は、からだを温めることで病気を未然に防ぎ、健康を維持していくものとして普及されてきました。「ではなぜからだに良いのか?」という科学的説明が、いままでなされていませんでした。
近年この温熱療法の科学的メカニズムが解明されはじめてきました。それは、HSP(ヒートショックプロテイン)という体内から出るタンパク質が、大きく関係していたのです。
このHSPは、私たちのからだが発熱、または体温より高い熱を受けた場合に出てくる物質で、主に傷ついたタンパク質を修復し、免疫力を高める機能を持っています。つまり、からだを温めることで出てくる、けがや病気を修復してくれるタンパク質のことです。そのメカニズムは、自らが体温より高い温度にさらされた場合に、脳は熱をストレスと感じます。たとえば、温熱器で温めて皮膚が「熱い」と感じたとき、脳はやけどをしたと判断します。その時に怪我を修復するためのヒートショックプロテインが発生し、脳が怪我をしたと判断した箇所の修復をはじめます。
実際にはその箇所が怪我をしていなくても、ヒートショックプロテインがコラーゲンなどの栄養素を運ぶことで、皮膚の状態を良くしコリを解消するのです。
温熱療法の効果について
コリを感じるところや、関節や筋肉の痛みを感じるところに温熱器でアプローチすることで、温熱器から発するテラヘルツ波・遠赤外線の効果で血行を促進し、コリや痛みの緩和、胃腸の働きを活発にするなどの効果が期待できます。
また、ラジウムやマイナスイオンにより、リラックス効果、ストレスの緩和、疲労回復などが期待できます。
施術方法について
施術方法は約70℃に加熱した温熱器を手のひらで押し当てるようにからだに当てていきます。
お客様のお悩みや要望に合わせて、当てる箇所や温度を調整しながら施術します。もみほぐすのが苦手な方には温めて熱だけでほぐすこともできます。
施術のベッドには遠赤外線やラジウム、マイナスイオンが発生するマットを敷いております。
温熱器で部分部分を温めると同時に、マットでからだの広い面を効率よく温めていきます。
温熱療法による6つの効能
肩こり・腰痛・冷え性等でお悩みの方
ストレスを感じている方
さまざまなマッサージを試しているが改善されない方
疲れが取れない方
自分に合った健康法が見つからないという方
血行を良くしたい方
不規則な生活をされている方
コリをほぐしたい方
更年期障害や原因不明の精神的な苦痛を感じる方
神経痛・筋肉痛を和らげたい方
どういう施術なの?
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- マッサージでも、岩盤浴でもない、新しいリラクゼーション
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スーパー温熱は遠赤外線が出る温熱器を衣服の上などから身体に直接当てることで遠赤外線を深部まで浸透させます。芯から温めることで血行を良くし、コリなどの改善を促します。また、個人差がありますが発汗しにくいことも特徴で、汗をかくことによる湯冷めのようなことが無く、温めた感触が持続します。この感触はほかでは味わえない気持ちよさです。
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熱がリンパ管や血管に上手に入っていくため、神経まで達する熱が少ない。そのため、刺激が少なく、あまり痛みや暑さを感じない。
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一方、患部ではリンパ管や血管に熱が入りづらく、直接神経に到着する熱が多くなる。そのため、神経が刺激され、”アッチッチ反応”が起きる。